管理人 Suke がよく行っているバーやネトゲでの出来事を物語風に綴ったものです。
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祝、更新停止半年(マテ
2009-07-13 Mon 21:31
 さて、恒例のお知らせとなりつつあります、「祝、更新停止」シリーズですが、近頃、忙しい生活をしております管理人の関係で、もうちょっとの間、更新が滞りそうです。既に、新しい記事は半分ぐらい書き終えているのですが、もうちょいゆっくりと詰めたい為、もうしばらく更新に時間を要する見込みです。

 殆どいないけど、僅かながらいる読者の皆様の為、急ぎアップするつもりではありますが、もう暫しの猶予を頂ければ幸いです。

 取り急ぎ、近況報告的な内容ですが、宜しくお願い致します。
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男子は勘定に入(はい)れません・・・あるいは、マチルダの書いた伝票の謎
2009-01-11 Sun 20:50
 桜の花が咲く頃のことだった。オレはいつものようにオステリアOのカウンター席に座っていた。昨年(2007年)の夏、オステリアOの姉妹店となるミキャーモOがオープンし、当初はデュアンとエリザベスがミキャーモOに交互に出張していたのだが、最近はすっかりエリザベスが常駐する形となり、オステリアOはデュアンとマチルダの二人がいる構図が定着していた。その日もカウンターの内側にはマチルダが、カウンター奥のカーテンの向こうの厨房にはデュアンが位置する構図となっていた。

 2杯ほどワインを飲みながらサラダを食べ、軽く腹を満たしたオレは、本格的に飲むべくバックバーに思いを巡らせていた。しかしカウンターの向こう側で、ロック用の丸い氷を削りだしているマチルダを見た時、オレは彼女に出していた課題を思い出した。それは「桜の花が咲く頃に、桜の花をイメージしたカクテルを出してくれ」という内容だった。

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次回予告:第5回
2008-12-04 Thu 23:58
花見の季節の1ヶ月前、オステリアOのマチルダに桜の花をイメージしたオリジナル・カクテルを依頼していたシューク。桜の花が咲く頃に、素晴らしいカクテルとそれを飲む為の儀式を用意していたオステリアOのスタッフ達。その儀式を執り行うマチルダ。しかしシュークは桜の花が散るその時期になって初めて、そのカクテルの儀式の意味を知る事となる。マチルダが行うその儀式とは?シュークが見たその儀式の意味とは?

次回、酔いどれハードボイルド物語、「男子は勘定に入れません・・・あるいはマチルダの書いた伝票の謎」。
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ラディッシュ・オーヴァドライブ
2008-12-04 Thu 23:56
  そういうわけでその日のオレも、アミューズを頼まずに白ワインから赤ワインへと杯を重ねているところだった。デュアン、エリザベスと、いつもの様に下らない遣り取りを重ねながらワインをすり減らしているところへ、20代前半から中くらいの女性客が現れた。オレは何度かここで会い、話したことがある客だった。

 「こんばんわ?」

 オレは彼女の挨拶に会釈を返す。そして彼女はオレの2つ隣のカウンター席についた。カウンターの内側ではエリザベスがお絞りを用意し、デュアンはカウンター奥のキッチン入り口側にポジションを移していた。オーダーを取るのはエリザベスの仕事、ドリンクのオーダーに対応するのも概ねエリザベスの仕事、フードのオーダーに対応するのはデュアンの仕事という具合に、互いに棲み分けができている。

 彼女のオーダーを受けたエリザベスは、ドリンクを作り始める。それを見たデュアンもキッチンへ引っ込みアミューズを作り始める。店の二人のスタッフが稼動し始めたのを見て、オレは自らの前に置いてあるグラスに満たされた酒と話を始め、新たに入ってきた若い女は静かにエリザベスの仕事を見守っていた。

 僅かな間、エリザベスが淡々と仕事をこなす音と店のBGMだけが静かに流れる大人の空間がこの店を包んだ。気がつけばオレのグラスはすっかりすり減らされ空になっていた。「オーダーしたい」事をアピールする為に、オレは空いたグラスをコースターからカウンターの少し奥に置き、バックバーに視線を移し品定めを始める。視線の中に残り僅かなシングルモルトのボトルが入った時、オレは以前、この女性客と話をしたときの事を思い出していた。

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紹介&登場人物紹介
2008-12-04 Thu 23:51
<2008/12/04 内容改訂>
 暫くの間更新が滞っておりました「とあるオステリアの物語」ですが、今宵、「酔いどれハードボイルド物語」として再出発する事となりました。これまでの舞台であったオステリアOを飛び出し、主人公シュークが飲みにいく幾つかの店での出来事などをまどめて行く予定です。

 これまでの(数少ないというか、殆どいない)ファンの皆様、また初めてこのような間の抜けたブログに当たった皆様には大変恐縮な内容ではありますが、楽しいと思ってくださる方が片手の指ほどもいれば嬉しい限りです。

 以下に登場人物などの解説があります。微妙に変わっている箇所もありますので、初めての方ではなくても一度目を通して頂けると幸いです。

 猶、(これが一番大事なお約束ですが)この物語は全てフィクションで、登場する人物名、団体名は全て架空のものです。実在の個人名、団体名とは一切関係が無く、連想可能な個人、団体とも多分関係はありませんので、予めご了承ください。

(以下、「続きを読む」で登場人物を紹介しております。)
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祝・更新停止1周年!
2008-12-04 Thu 20:15
 記事を書こうと思ったら、日付は一緒なのに年が違うという楽しい記念日になっていたという留守がちな管理人Sukeです。

 そんなわけで、更新再開します。とりあえず最初の記事は、日付が変わる頃に投稿できそうです(まだ、帰宅途中の電車の中だったり…)。ついでに、「とあるオステリアの物語」として公開していた物語を「酔いどれハードボイルド物語」と改め、主人公シュークが飲みにいく店々での出来事等を綴る物語となります。あまり変わってないようにも感じますが、数少ない(と言うより殆どいない)ここのファンの方々に楽しんでて頂ければと思います。

 それでは皆様、もう少しだけ待ってて下さいね。
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次回予告:第4話
2007-12-04 Tue 16:10
 めっきり寒くなった12月最初の土曜日、シュークはいつものようにオステリアOを訪れる。デュアン、エリザベスといつものようにやる気の無い会話を交わしているところへ、新たな客が訪れる。その客に出されたアミューズに反応するシューク。調子に乗るデュアン。果たして何が起こったのか!?

次回、とあるオステリアの物語、「ラディッシュ・オーヴァドライブ」。
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コーヒーフロートに花束を
2007-09-19 Wed 16:14
 肌に突き刺さる昼前の鋭い陽射しの中、オレは駅へとやや急ぎ足で歩いていた。この炎天下はオレの体力だけでなく、オレが運んでいる手荷物の寿命さえも奪いっていくからだ。じわりじわりとシャツに湿度を与えていく汗。見えはしないが、きっとオレが持っているビニール袋の中に入っている箱の中でも、じわりじわりと保冷剤が解けていっているであろう。

 (全く、何でこんなに暑い日が続くんだよ・・・)

 オレは心の中でボヤいた。

 程なくしてマ・ヌギーサの駅に着いたオレは、クーラーが効いた電車に飛び乗った。染み出してきた汗が引いた頃、電車はチーク・ノ・ゾミ駅に到着し、オレはシトン・エンデー線からブンナー線に乗り換えた。ブンナー線で7分、オレはオステリアOのあるラ・ハカナーに到着した。

 今日のオレは、昼飯をオステリアOで食い、その後休日出勤、出勤しているであろう若い連中に、性懲りもなくケーキを差し入れるため出歩いていた。そう、何時ぞやと同じパターンなのだ。オレは今日は絶対にオステリアOの従業員と親しい常連客に、甘いつまみを謙譲しないと心に誓い、オステリアOへの道を歩き出した。
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次回予告:第3話
2007-09-04 Tue 23:13
 炎天下の続く8月のある日、シュークは再び休日出勤をしなければならない羽目になる。彼に付き合う不幸な若い連中の為に、再びケーキを買って行こうと画策するシュークだったが、そんな彼の前に新たなる壁が立ちはだかる。果たして彼は無事にオステリアOでランチを摂ることができるのか?そのとき、エリザベスはどう出るのか?そしてシュークのケーキの運命は如何に!?

次回、とあるオステリアの物語、「コーヒーフロートに花束を」
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スイカは無慈悲な熱帯夜の女王
2007-08-30 Thu 13:24
 残暑が厳しい月に入りオレは帰りの遅い日が続いていた。最初のうちはいいが、月も半ばを超えると少しずつ辛くなってくる。そんな疲れた体を癒すにはアルコールが一番と考えたオレは、いつものように帰宅ルートを変更しオステリアOへと向かった。

 いつものように店のドアを開け中に入る。

 「いらっしゃいませ?」

 「いらっしゃいませ」

 二人の女性バーテンダーの挨拶が聞こえる。
 
 エリザベスとマチルダである。エリザベスは前の店からこの店のマスターと一緒に仕事をしてきたバーテダーで、もう一人のマチルダは別の店で働いて帰りにオステリアOに立ち寄ってアルコールを摂取しているうちに引き込まれたバーテンダーである。オレはエリザベスとは、この店に彼女が来る前に別な店で客同士のという関係で会った事が1,2度あり、その時は酔っていたのだろうが、相当ハイテンションな女だと記憶していた。マチルダとは、彼女がこの店の(深夜の)常連だった頃に会った事があったことがあり、その時は若そうなのに静かにバーボンを嗜んでいた印象が強い。

 「いらっしゃいませ」

 いつも通り少し遅れてこの店のマスター、デュアンの声がした。

 デュアンとオレは古くから店員と客の関係を続けていて、出会いはもう10年と少し前に遡るだろうか?オレはデュアンと出会った店には今もそれなりに通っており、まぁ、二軍常連と言った感じであろう。デュアンはその店を辞めた後、幾つかの店を転々としているが、その殆どの店にオレは顔を出していた。

<2007/08/30 21:52 誤字脱字を修正>
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